• ニトリさん隣
• ヤマダ電機さん隣
• 美原交差点そば

▼ラッキーピエロ美原店「僕らは皆んな映画青年だった」

ラッキーピエロ美原店は、函館市内でも交通量の多い「産業道路通り沿い」にあり、周囲には大型スーパーや家電量販店、家具店などが軒を連ねます。観光地からはかなり離れているため、家族連れや学生など地域のお客さまがほとんどです。 一歩足を踏み入れると、カウンターの上をはじめ、店の壁や天井にぎっしりと昔の映画のポスターが飾られているのに気付きます。なんとその数、合わせて600枚以上。すべて、青春時代を映画とともに過ごした王一郎会長が集めたコレクションです。 娯楽が少なかった当時は映画が唯一の楽しみで、いつも3本立ての名画座に入りびたっていたとという王会長。「当時の映画は文学作品を原作としていたので、映画そのものも文学的でしたね。映画全盛期でもあったので、邦題やポスターなども一流の人たちがかかわっていた時代でした」と思い出を語ります。店内に飾っているポスターも、自身が青春時代によく見た1920年代から70年代頃までの作品が中心です。   王会長が生まれて初めて目にしたキスシーンのある映画のポスターも店内のどこかにあります。「当時の日本映画にはキスシーンがなかったので、洋画で初めてキスシーンを見てドキドキしたのを今でも覚えています。なので、その映画のポスターも貼ってあるんですよ」とのこと。映画作品のポスターに加え、マリリン・モンローやオードリー・ヘップバーンなど、当時を象徴するスターの肖像写真も数多く飾っています。「今でもここに来るとわくわくしますよ」(王社長)。  

▼美原店おすすめメニュー

  そんな美原店の人気メニューは、「オムライス」や「チャイニーズチキン2段のり弁当L」などのご飯もの。はこだて未来大学の学生さんをはじめとして若いお客さまが多いため、夕食や夜食としてもしっかりと満足できるボリュームのあるメニューが好まれる傾向にあるそうです。 「スピーディーな作業で、常に熱々の作り立てをご提供できるように心がけています」と工藤かおる主任。高校生が放課後に立ち寄ることも多く、ラキポテやシェイクなどの軽食メニューもよく出るとのことです。スタッフ同士のチームワークではラッキーピエロナンバーワンを目指しているという同店。往年の映画ファンにはぜひとも訪ねていただきたい店舗です。